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バングラデシュ人日本語学習者のための「ケース教材」作成過程―現地の学習者に「ケース教材」使用の試み―|第19回
参加者からの声
日時 :2021年10月23日
講師 :アラム モハメッド アンサルル(ダッカ大学日本言語文化学科・准教授)
会場 :オンライン(ZOOM)
対象者:日本語教育関係者
参加費:無料
企画 :アルン・シャム
申込者:69名(13カ国)
【内容】
ここ数年はバングラデシュにおける日本語教育に大きな出来事がいくつか生じている。その中で「日系企業の増加」「IT技術者や技能実習生の送り出し」「日本言語文化専攻課程設立」などが取り上げられる。従って、学習者のニーズにも劇的な変化が見られる。単なるコミュニケーションより人との関り、すなわち、社会参加が円滑にできることが学習者や機関の目標になっている。そこで、バングラデシュ人学習者のために近年外国語教育にも取り入れられている「ケース教材」を作成することにした。在日バングラデシュ人にインタビューし、適切なエピソードから一連のプロセスを得て、教材を作成した。また、作成した教材がバングラデシュ人日本語学習者にとってどれだけ相応しいかを確認するためにダッカ大学現代言語研究所日本語学習者を対象に数回授業をやった。その結果、学習者の「問題発見能力」「問題解決能力」「異文化理解能力」に肯定的な影響が見られた。
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